‘民主党以外に’のコラムを書いたイム・ミリ教授「文大統領は、秋法相・尹検察総長の2人とも解任するのが答え」=韓国(画像提供:wowkorea)
‘民主党以外に’のコラムを書いたイム・ミリ教授「文大統領は、秋法相・尹検察総長の2人とも解任するのが答え」=韓国(画像提供:wowkorea)
コリョ(高麗)大学のイム・ミリ韓国史研究所教授が30日、自身のフェイスブックを通じて「ムン・ジェイン(文在寅)大統領は、チュ・ミエ(秋美愛)法務部長官とユン・ソギョル(尹錫悦)検察総長の2人とも解任させなければならない」と主張した。イム教授は今年1月、4・15総選挙を前に、‘民主党以外に’というコラムを書いて話題になった。

イム教授は一線検事たちが一斉に秋長官批判に出たことに対して「秋長官の捜査指揮権濫用も憂慮されるが、検事たちの集団反発はさらに容認しにくい」とし「ただでさえ権限が強い検察が世論を背に、政府を相手に政治をしようとするもの」と批判した。

続いて「ソウル南部地検長が秋長官の専横に対する抗議で辞任したが、尹総長は辞任できない」とし「秋長官の独善を憂慮する国民の立場でも尹総長に堪えられることを願う気持ちが大きい」と明らかにした。

イム教授は「尹総長はともかく、他の検事多数が一斉に辞任することがあってはならない。国民に対する礼儀でないのはもちろん、脅迫になり得るからだ」とし、現在の状況を「進退両難」と表現した。さらに「辞任せずに残るのも容易なことではない。役立たずや権力の忠僕の中で選択しなければならない状況だからだ」と付け加えた。

また、「検察が政治権力に動揺してもいけないが、組職保衛が至上目標になってもいけない」とし「だが今は検察改革の旗を掲げた法務部が検察を手なずけようとしており、権力に動揺しないという検察は支持世論を背に組職保衛のための政治に出ている」と批判した。

最後にイム教授は「ここから文大統領が取り澄ますとなると職務遺棄だ」とし「大統領が直接尹総長を解任することだけが答えだ。もちろん秋長官も一緒に」と主張した。

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