ロシアの研究者、Alexander Chepurnov博士(画像提供:wowkorea)
ロシアの研究者、Alexander Chepurnov博士(画像提供:wowkorea)
ロシアの研究者が2度も新型コロナウイルスに感染し 研究した結果、集団免疫に対する希望は「無意味」だと伝えた。時間が経てば、抗体は無くなってしまうためである。

28日(現地時間)、英国の日刊紙“デイリーメール”によると、ロシア出身のAlexander Chepurnov博士は、去る2月 フランスでのスキー旅行で 初めて新型コロナに感染した。

その後 回復してロシアに帰国し、ノヴォシビルスクにある臨床実験医学研究所で、新型コロナの抗体についての研究を始めた。研究陣は、抗体がどのように行動するのか、どのくらい強いのか、どのくらい長く体内に留まるのかを研究した。

そのような中、この博士は 時間が経ったことで自分の体内の抗体が急激に減少したことを発見した。そこで この博士は、再感染の可能性を調査するために、自ら直接 新型コロナの患者と接触することにした。

この博士は「私は研究のために、自ら実験台となった。何の保護装置も着けずに、新型コロナの患者たちに自らを露出した」とし「私の体内の防御力は、最初に感染してから3か月後には無くなってしまった」と語った。また「3か月後以降は、それ以上 抗体が検出されなかった」と付け加えた。

そして この博士は新型コロナに再感染したが、この2回目の感染は 最初の感染より症状が一層 深刻で、病院に入院した。

この博士は「体温は5日間39度以上を維持し、レントゲンでは肺炎を起こしていた。しかしウイルスはむしろ早く消えた。2週後以降からはウイルスが検出されなかった」と語った。

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