USTRは声明を通じ、「兪氏は通商分野のまぎれもない専門家で、通商交渉と政策立案分野で25年間、際立つ経歴を積んできた」とし、「WTOを効果的に率いていく上で必要なすべての技量を備えている」と評価した。
またWTOと世界貿易は厳しい時期だとしながら、「紛争解決の仕組みがコントロール不能で基本的な透明性の義務を守る加盟国がない時期において、実戦経験を持つ真の専門家が率いる必要がある」と主張した。
WTOは28日、事務局長選について加盟国による会合を開いた。会合終了後、WTOのロックウェル報道官は、ナイジェリアのオコンジョイウェアラ元財務相が多くの支持を集める中、米国の代表が兪氏を引き続き支持すると表明したと伝えた。事務局長は全会一致の承認が原則で、兪氏が撤退しなければ加盟国は調整を続けることになる。
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