インフルワクチン接種後死亡した高校生、その後自殺として捜査=韓国(画像提供:wowkorea)
インフルワクチン接種後死亡した高校生、その後自殺として捜査=韓国(画像提供:wowkorea)
警察が、インフルエンザワクチン投与後死亡した仁川の高校生の死因がインフルワクチンとは関連性がないと見て捜査を続けている。

27日、仁川ミチュホル警察署によると、19日国立科学捜査院からのA君の死因は「インフルエンザワクチンではない」と所見を伝えた。実際、国立科学捜査院解剖検査結果、A君の胃に致死量の亜硝酸(亜硝酸ナトリウム)4gが検出されたことが分かった。

亜硝酸ナトリウムは、ハムやソーセージなど食肉加工品の発色剤で、多量に服用する場合、致命的なことになる。

警察は捜査を通じてA君が直接亜硝酸塩を購入した過程や、購入した企業などを確認したことが分かった。
A君が自殺をしたと推定して捜査を進めている。

同日、大統領府国民請願掲示板には、「弟の死の悔しさから解放してください」というタイトルで、A君の遺族とわかる請願文が掲載された。

この請願人はスレッドに「国立科学捜査院の検査結果、亜硝酸の致死量が胃から多量に検出されたとします。しかしこれとインフルエンザワクチンとの関連性を調べずに自殺もしくは他殺で事件を終結しようとした」と明らかにした。

請願人は続いて「警察は、死因が国立科学捜査院から出た、とし自殺、他殺、事故死のいずれかであるが、他殺と事故死ではないと思われるため、自殺の比重を置いて捜査をしていると言いました。私の弟は、武漢肺炎(新型コロナ)にかかっていた可能性もあるので、マスクもKF80以上のマスクのみを使用し、移動経路もすべてチェックして回りました。成績も全校上位であり、〜(中略)自殺をする理由は全くありません」と述べた。

警察は、請願人が記事を掲載した後、遺族側にA君の捜査結果、自殺と推定される証拠資料などを伝達した。

A君は16日午前8時頃、自宅で母親に呼吸と脈拍がない状態で発見された。

A君は死亡2日前の14日、仁川地域の病院でインフルエンザの無料接種を受けていたことが分かった。

疾病管理庁はA君が去る14日、民間の医療機関で無料インフルワクチンの接種を受けた2日後の16日午前に死亡したと発表した。疾病庁は「しかしA君の死亡原因がワクチン接種と断定するのは難しい」と述べている。
Copyrights(C)wowkorea.jp 78