2020日中韓平和フォーラム「日中韓が協力し、世界の文明をリードする牽引車のような役割をする」=韓国(画像提供:wowkorea)
2020日中韓平和フォーラム「日中韓が協力し、世界の文明をリードする牽引車のような役割をする」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国・民主平和統一諮問会議のチョン・セヒョン(丁世鉉)首席副議長が27日、「日・中・韓が緊密に協力して手を取り合っていく場合、北東アジアが世界の文明を率いていく牽引車の役割をする」と明らかにした。

チョン首席副議長はこの日、民主平統が主管した‘2020日・中・韓平和フォーラム’で祝辞を通じで「21世紀をアジア太平洋時代と言うが、この時代の中心は、日中韓」と述べた。

チョン首席副議長は、「経済、政治、安保など複雑な問題はあるが、日中韓三ヶ国が緊密に協力する接点を見つけることができれば、東洋文化が、漢字文化圏が世界の文化を、そして世界の文明を先導できる時代が開かれるだろう」と強調した。

彼はこの日、書面による祝辞を通じて、「平昌で始まった北東アジアの平和オリンピックの流れが東京と北京を経て、2032年の南北共同オリンピックにつながることを期待する」と述べた。

続いて「2018年朝鮮半島の平和の大転換をもたらした平昌冬季オリンピックに続き、2021年新型コロナウイルスにより延期された東京オリンピックと2022年北京冬季オリンピックが開催される予定」と説明した。

さらに「北東アジアリレー平和オリンピックの成功的開催のために、日・中・韓の協力がさらに必要なとき」とし「このような3ヶ国の協力は、相互信頼を高め、朝鮮半島の平和プロセスの進展にも寄与することになる」と付け加えた。

チョン首席副議長は「日・中・韓3ヶ国は、1999年に最初の3カ国首脳会談を開催し、これまで20年以上の間、政府と民間レベルで多様な分野の交流と協力を拡大してきた」とし「3カ国間の首脳会議だけでなく、閣僚級会議、ハイレベル対話など政府レベルの会議が定例的に行われ、新型コロナウイルスで大幅に縮小されたが、人的交流も活発に行われている」と述べた。

続いて「東アジア地域だけでなく、全世界の経済、安全、科学、文化・芸術など多くの分野で日・中・韓の3ヶ国が占める割合と役割はますます拡大している」とし「日・中・韓は各国の利益だけでなく、北東アジアの平和、さらに世界の平和のために、過去の痛みを克服し、より多くの分野での協力を強化していかなければならない」と強調した。

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