ケイ海明 駐韓中国大使(画像提供:wowkorea)
ケイ海明 駐韓中国大使(画像提供:wowkorea)
ケイ海明 駐韓中国大使は今日(27日)、「日中韓の3か国は、FTA(自由貿易協定)交渉を速やかに推し進め、地域経済の循環が円滑になされるようにすることで、全世界の供給網と産業網を安定的に維持し、アジアと世界経済の活性化のために、共に協力すべきだ」と語った。

ケイ海明 大使はこの日 韓国ソウルのシルラ(新羅)ホテルで「転換期の東アジア 平和模索」というテーマで開かれた“日中韓平和フォーラム”の祝辞を通じて、「3か国の協力は、各国の発展に助けとなるだけでなく、地域の平和と安定を維持し、世界の発展と繁栄をなすのにも大きな意味をもっている」と語った。

つづけて「今年は、中韓修交28周年となる年で、中韓両国は政治的に互いに信頼し、経済的に互いに開放し、文化的に互いを手本とするという、戦略的協力パートナーとなった」とし「新型コロナウイルス感染症発生以降、習近平 中国国家主席とムン・ジェイン(文在寅)韓国大統領の間での緊密な疎通を通じて、両国は先がけて共同防疫管理協力のメカニズムを構築した」と語った。

また ケイ海明 大使は日中関係について「中国と日本は、両国の指導者の主要コンセンサス(合意や意見の一致)を実現し、4つの政治文書を基に 長期的な視点で歴史などの敏感な事案を適切に処理しなければならない」とし「政治的な相互信頼を高め、相互協力と人文交流を拡大させ、新たな時代的要件に合う日中関係を築くべきだ」と強調した。

ケイ海明 大使は「中国は、国際社会と共に多国間主義を拡大させ、“一帯一路”を共に建設し人類運命共同体を築いて、人類の美しい未来のために絶え間ない努力を注いでいこう」と語った。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 96