南西部の全羅南道羅州市で市職員の新型コロナウイルス感染が確認され、市庁の駐車場に設けられた専用診療所で公務員らが検査を受けている=26日、羅州(聯合ニュース)
南西部の全羅南道羅州市で市職員の新型コロナウイルス感染が確認され、市庁の駐車場に設けられた専用診療所で公務員らが検査を受けている=26日、羅州(聯合ニュース)
◇ハロウィーンでの集団感染懸念も 感染者100人前後で推移の見通し 首都圏を中心に新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が相次いで発生し、26日に1日当たりの新規感染者数が再び3桁台に増加するなど不安な状況が続いている。療養型病院、療養施設、リハビリ病院に加え、家族や知人の集まり、会社内などあちこちで新たな感染が確認され、しばらくは新規感染者数が100人前後で推移すると予想される。31日のハロウィーンを前に若者がクラブに集まり、感染者が大幅に増加する恐れもある。◇サムスン会長死去 課題抱え独り立ちする李在鎔副会長 サムスングループの李健熙(イ・ゴンヒ)会長の死去により、グループを率いることになる長男の李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長の負担はさらに重くなった。李副会長は新型コロナウイルスやサムスン関連の捜査・裁判など未曾有の危機に直面する中、「ポスト李健熙」時代のビジョンを提示しなければならないという重い課題を抱えている。財界によると、李副会長は李健熙氏の死去を機に「ニューサムスン」への変化を加速させ、役割と存在感をさらに高める見通しだ。◇寝坊増え無気力に コロナで高校生6割が生活習慣悪化 ソウル近郊・京畿道の安養芸術高が、13日からの4日間に1~2年生の579人を対象に行ったアンケート調査と21日からの2日間に1~2年生の計16人を対象に行った面接調査の結果、新型コロナウイルスの影響で非対面による授業が増えたことで、生徒の6割が「生活習慣が悪化した」と答えた。また、3割は2学期に入っても学校生活への適応に困難を感じていることが分かった。新型コロナウイルスで最も変わった生活習慣は「規則的に生活せず、寝坊をよくする」が26.9%で最も多く、「無気力に過ごす時間が増えた」(20.4%)、「ネット検索やゲームをして過ごす時間が増えた」(12.7%)などだった。◇孫興ミン 得点ランク単独首位に サッカーのイングランド・プレミアリーグ、トットナムに所属する韓国代表の孫興ミン(ソン・フンミン)が27日(日本時間)、第6節のバーンリー戦で今季8点目となるゴールを決め、得点ランキングで単独首位に立った。孫は後半31分、FWハリー・ケインのヘディングパスをゴール左から頭で押し込んだ。トットナムは孫の唯一の得点を守り抜き、1―0で勝利。5試合連続無敗(3勝2引き分け)で5位に浮上した。
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