康長官は同日、国会で開かれた国会外交統一委員会外交部総合監査で「米国大統領選挙前に訪米は厳しいのではないか」というチョン・ジンソク「国民の力」議員の質疑に「そうだ」とし「近いうちに日付が確定すると思う」と述べた。
康長官は「バイデン候補が当選すれば、ポンペオ米国務長官に会うことに何の実益があるのか」との質問に「大統領選挙の結果がどうなろうと今の政府が来年1月末まで行く」と答えた。
外交部は去る22日、康長官がポンペオ長官の招待で近いうちに米国を訪問し、米韓外相会談を行うと明らかにした。
ポンペオ長官は今月初めに訪韓する予定だったが、トランプ大統領が新型コロナウイルの感染判定を受けたため、訪韓を延期。ポンペオ長官は10月中に訪韓を再推進するという方針だったが、今月末の東南アジア4か国歴訪のときも韓国を訪問しないことにした。
これをめぐり野党議員らはポンペオ長官が韓国を“パッシング(passing)”していると指摘した。
キム・テホ無所属議員は「ポンペオ長官が10月だけで2度、韓国をパッシングした」とし「康京和長官が直接米国に行くというが、本当に滑稽な姿」と述べた。
チョン・ジンソク議員も「米国が韓国をパッシングしている意図が何なのか」とし「韓国が終戦宣言にすがって、米中の間を綱渡りしていることに対する不満ではないのか」と皮肉った。
康長官は「韓国を意図的にパッシングしていると思わない」と答えた。続けて「最近の米国の世論調査を見ると、韓国に対する好感がいつにも増して高い」とし、「米政府や民間でも韓米同盟に対する良い評価が確固たるものだと考え、韓米軸が揺れているということに対して同意し難い」と付け加えた。
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