2020年3月26日 韓国ソウル南山公園で、安重根の追悼式が行われている様子(画像提供:wowkorea)
2020年3月26日 韓国ソウル南山公園で、安重根の追悼式が行われている様子(画像提供:wowkorea)
北朝鮮メディアは今日(26日)、アン・ジュングン(安重根)のハルピン暗殺事件111周年を記念すると同時に、韓国政府が日本に関係改善メッセージを送っていることに批判的な姿をみせた。

北朝鮮宣伝メディア“わが民族同士”はこの日、“侵略の元凶を処断した安重根”というタイトルの記事で「今日は、安重根烈士がハルピン駅で伊藤博文を処断してから111年となる日だ」と伝えた。

安重根は1909年10月26日 満州ハルピン駅で、日本の初代総理大臣だった伊藤博文 初代韓国(大韓帝国)統監を暗殺したのち、死刑となった朝鮮独立運動家である。

このメディアは、ハルピン暗殺事件について「自主独立に対するわが民族の意志を内外に誇示した、愛国的“壮挙”だった」と伝えた。

しかし 一方「為政者たちの中では“重要な隣人”だとか“重要な隣国”や“善隣友好関係”など、日本との関係重視を図る売国的な発言がなされている」として、韓国政府による日本への融和ジェスチャーを批判する内容を伝えた。

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