今週末もソウル市内あちこちで‘99人集会’…保守団体や労働団体からの届け出相次ぐ＝韓国

新型コロナウイルス感染症と関連し、ソーシャルディスタンスが1段階に緩和され、ソウル都心のほとんどの区域で100人以下の集会が可能になった中、土曜日の24日、保守団体と労働団体らがソウル都心一帯でそれぞれ99人規模のデモを届け出た。

23日、警察によると、保守団体‘自由連帯’が午前10時30分から夜12時まで、キョンボックン（景福宮）駅6番出口付近の歩道と車道2車線で90人が参加する規模の政府糾弾集会を開くと届け出た。

さらに、別の保守団体‘夢見る青年たち’も同じ場所で午後6時から8時まで99人規模で集会を開くと届け出た。彼らは4・15不正選挙を主張する趣旨の政府糾弾集会を予定している。

加えて、パク・クネ（朴槿恵）元大統領の無罪と釈放を主張するウリ共和党傘下の‘千万人無罪釈放運動本部‘も23日、99人規模の記者会見をすると届け出た。

また、太極旗革命国民運動本部（国本）も23日午後2時、ソチョ（瑞草）区のソウル中央地検前で‘4・15不正選挙真相究明要求集会’を開くと届け出た。

全国民主労働組合総連盟（民主労総）も24日に、チョンノ（鍾路）とソウル駅、マポ（麻浦）、汝矣島（ヨイド）など、11か所でそれぞれ99人規模のデモを行う

民主労総は24日の午後1時から5時まで、ソウル市の鍾路3街駅3番出口と6番出口前の歩道で、民主労総金属労組東部地域支会を中心にチョン・テイル（全泰壹）3法の制定を促す集会を開く。

さらに、午前11時からは宅配労組がソウルチュン（中）区のハンジン（韓進）宅配の前で、宅配労働者の過労死と関連して宅配業者を糾弾する趣旨の集会を、公共運輸労組は午後2時からソウル駅とソブ（西部）駅一帯で全泰壹3法の制定を要求する趣旨の集会を届け出た。この他にも民主労総は99人単位でヨンドゥンポ（永登浦）駅と汝矣島駅、麻浦一帯で集会開催を届け出た。

警察は自由連帯が先週土曜日、100人未満の集会で参加者の名簿を作成させ、周辺にフェンスを設置したように、現場で防疫指針を遵守するよう統制するものと予想される。