14日(現地時間)英国経済紙のファイナンシャルタイムズ(FT)によると、学術誌“ネイチャー”は 今年の1月から6月までの全世界の二酸化炭素の排出量が16億トン減少したとする研究論文を掲載した。今年の6か月間で減少した炭素量は、ここ3年間の英国全体の排出量に匹敵する。
40人あまりの科学者たちは、電力消費、航空運航情報、産業生産指標などのリアルタイム・データを分析し、今回の論文を出した。論文著者の一人は、炭素排出の急減について「金融危機より、もっと劇的だ」と語った。ドイツのポツダム気候影響研究所の所長によると、このような減少の勢いは、第2次世界大戦の時よりも大きいものである。
しかし 米国やヨーロッパよりも、先に封鎖を解除した中国では、炭素排出量が増えはじめていると、論文は指摘した。
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