文大統領、SKバイオサイエンスを訪問…新型コロナワクチン開発への総力を要請(画像提供:wowkorea)
文大統領、SKバイオサイエンスを訪問…新型コロナワクチン開発への総力を要請(画像提供:wowkorea)
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は15日、新型コロナウイルス感染症のワクチンを開発している国内企業を訪問し、国民が一日も早く日常に復帰できるよう総力を傾けてほしいと要請した。

 文大統領は同日午後2時10分ごろ、キョンギド(京畿道)城南市のSKバイオサイエンス研究所を訪問し現場懇談会を開催した。新型コロナウイルスのワクチン・治療薬関連の現場訪問は、4月のパスツール研究所訪問に続き今回が2度目だ。

 今回の訪問は、政府支援を通じて行われているワクチン・治療薬の開発状況を点検する一方、臨床に参加している研究者らを激励し、現場の苦情や建議事項を聞くために行われた。

 文大統領は、新型コロナウイルスのワクチン及び治療薬の開発動向、SKバイオサイエンスのワクチン開発進行状況に関する説明を聞き、開発工程によって順次研究室を視察した。文大統領は工程視察に続き、新型コロナウイルスのワクチン・治療薬開発現場懇談会を開催した。

 文大統領は新型コロナウイルス終息に向けたワクチン・治療薬開発参加者の役割の重要性を強調し、感謝の意を伝えた。また、国民が日常生活を取り戻せるようワクチン・治療薬開発に総力を尽くしてほしいと要請し、政府が最後まで支援すると明らかにした。

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