在マレーシア大使「金正男氏死亡事件以後、入国した北朝鮮人はいない」＝韓国

イ・チボム駐マレーシア大使は14日、キム・ジョンウン（金正恩）国務委員長の腹違いの兄、キム・ジョンナム（金正男）氏暗殺事件後、「マレーシア内に入国した北朝鮮人はいない状況」と伝えた。

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イ大使は、この日開かれた国会外交統一委員会の国政監査で、国民の党のイ・テギュ議員が「金正男氏暗殺事件後、北朝鮮とマレーシアの外交関係はどうなのか」という質問に対し、このように答えた。

イ大使は「現在のマレーシアと北朝鮮の関係は2017年2月の暗殺事件以降、同年3月に当時のカン・チョル北朝鮮大使を追放し、ビザ免除協定そのものを破棄している状態」と述べた。

また「マレーシアの北朝鮮大使館も実質的閉鎖状況に入っており、中国の北朝鮮大使館で大使および関連業務を代理している」と答えた。

イ大使はこの日、金正男氏暗殺事件後の関連裁判の状況を尋ねるイ議員の質疑に対し、「ベトナム国籍者とインドネシア国籍の女性は現在、裁判が終わって本国に帰っている状況」と説明した。