韓国の坡州から見える、北朝鮮の風景(画像提供:wowkorea)
韓国の坡州から見える、北朝鮮の風景(画像提供:wowkorea)
北朝鮮の飢餓の水準は、全世界で12番目に劣悪な状態で、人口の半数は栄養不足に苦しめられていると、米国政府が運営する国営放送であるボイス・オブ・アメリカ(VOA)が今日(13日)伝えた。

VOAはこの日、ヨーロッパの非政府機構であるアイルランドの“Concern Worldwide”とドイツの“飢餓援助機構”が去る12日に発表した「2020年世界飢餓指数報告書」を引用し、先のように報道した。

この報告書によると、北朝鮮の飢餓指数は27.5点で、「深刻」レベルとなっている。

飢餓指数は、最悪の飢餓レベルが100点で、50点以上が「極度の危険」、35点から49.9点は「危険」、20点から34.9点が「深刻」、10点から19.9点が「普通」、10点未満が「低い」と分類されている。

北朝鮮の飢餓指数は去る2000年に39.5点の「危険」から、2006年は33.1点、2012年は28.2点を記録し、下がり続けている。

5歳以下の子供のうち、年齢に比べて背の低い発育不振の割合は、5人中1人である19.1%と集計された。また 低体重の児童の割合は2.5%、乳児の死亡率は1.8%で、比較的低い水準である。

ただ 北朝鮮の住民の2人のうち1人は、栄養不足に苦しめられていることがわかった。2017年から2019年までの北朝鮮全体の人口のうち、栄養不足の人口は47.6%で、ハイチについで世界で2番目に高かった。

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