韓国では 新型コロナの勢いが鎮まる中、防疫当局は胸をなでおろしている(画像提供:wowkorea)
韓国では 新型コロナの勢いが鎮まる中、防疫当局は胸をなでおろしている(画像提供:wowkorea)
韓国では光復節(8月15日)以降 急増していた新型コロナウイルス感染症の勢いが鎮まる中、防疫当局は胸をなでおろしている。また 防疫レベルも1段階へと下向調整した。

このような韓国の状況とは異なり、全世界的な新型コロナの流行の勢いは なかなか収まる兆しがみえていない。OECD加盟国のうち、一日の新規感染者数が韓国よりも少ない国はたったの2か国である。

世界の新型コロナの状況は依然として深刻である。むしろ悪化している国々も増えている状況である。一日の患者が1万人を越える国だけでも6か国(米国・インド・ロシア・アルゼンチン・フランス・英国)に達している。

韓国の累積感染者数は2万937人でOECD加盟国中26位である。累積死者数(432人)は27位となっている。また 現時点での一日の新規感染者数は58人で、韓国より低いOECD加盟国は、ニュージーランド(1人)とエストニア(19人)の2か国しかない。

韓国では国内の状況が収まる中、政府は今日(12日)0時から防疫レベルを既存の2段階から1段階へと下向調整した。

パク・ヌンフ韓国保健福祉相は「散発的に集団感染が様々な地域で発生している」とし「秋夕(旧盆)など10月の連休の影響が今後どのようにあらわれるかも、少し見守らなければならない状況である」として、警戒心を緩めなかった。

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