韓国観光オンライン博覧会　国内外の１千社・団体参加＝１２日から

【ソウル聯合ニュース】韓国の文化体育観光部と韓国観光公社は、新型コロナウイルスの流行で打撃を受けた国内観光業界の販路開拓を支援するため、「韓国観光オンライン博覧会」を１２～１６日に開催する。国内外の約１０００の観光関連企業や団体、機関が参加する。

　韓国語、日本語、英語、中国語の４カ国語に対応した同博覧会の公式サイトで実施され、誰でも参加できる。オンライン商談会については事前登録が必要。

　１２日の開会式では朴良雨（パク・ヤンウ）文化体育観光部長官や韓国観光の広報大使を務めるガールズグループ、ＩＴＺＹ（イッジ）があいさつする。

　博覧会では国内と海外の観光関連企業の交流再開のためオンライン商談会が地域別に約１４００回行われる。日本とは１４日に実施する。

　米国のトリップアドバイザーや日本のＪＴＢ、中国のトリップドットコムをはじめ、旅行会社や海外駐在の公共機関など２９カ国・地域の６５７の企業・団体が参加する。韓国からはロッテ観光などの旅行会社や航空会社、自治体など２９３の企業・団体が参加する。

　サイトの企業広報館や韓国観光広報館では韓国観光関連企業の情報や観光商品をチェックできる。一部の観光商品は予約も可能だ。

　朴長官は「国家間の障壁を飛び越え、国際観光博覧会の新たな基準を提示する機会になれば」と期待を示した。