与党はこの日 報道官を通じて「今 わが軍はどの時よりも強い」とし「朝鮮半島に完全な平和が定着しない限り、わが国民は戦争の不安から抜け出すことはできない」と伝えた。
また「平和の原動力は強い軍人であり、強い軍隊を支える力は国民の信頼だ」とし「国民のひとつとなった心が最高の安保だ」と強調した。
つづけて「残念ながら不幸な公務員銃殺事件も、これ以上 安保問題でない政争の道具となってはいけない」とし「わが国民の安全を脅かすことが再び生じないように、全ての国民がひとつとなって解決しなくてはならない」と主張した。
一方 “国民の力”の報道官は「わが軍が朝鮮半島の不安定な安保状況の中でも、大韓民国の領土と国民を守るために、努力してきたことをよく知っている」としながらも「しかし ムン・ジェイン(文在寅)政権発足後 一部の軍人たちは、国民を守ることをせず政権を守り、国民たちに失望を与えたことも事実だ」と語った。
そして チュ・ミエ(秋美愛)法相の息子の「兵役中の特別待遇疑惑」および「公務員銃殺事件」当時の国防部(防衛省に相当)による「“越北(北朝鮮への亡命)”発表」などを指摘した。
“国民の力”の報道官は「わが国民を銃殺した北朝鮮による挑発の前に、軍は無気力であったし、強力な征伐どころか力なく横たわった」とし「『北朝鮮は軍事合意を違反してはいない』、『むしろ“越北”のようだった』と言って、亡くなった方を2度も殺すようなことをした」と皮肉った。
つづけて「チュ法相の息子の『皇帝休暇』疑惑に関して、軍は60万の青年将兵ではなく、チュ法相の息子1人を守るために、身を乗り出している」とし、「北朝鮮の代弁者、法相秘書を自任する政治軍人に、その存在価値を問う」、「国民の死に冷淡で、北朝鮮の答弁に歓喜し、そうして得た“終戦宣言”で、この国をどこに導こうとしているのか、大統領に聞いてみたい」と付け加えた。
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