世界食糧計画(WFP)は、去る7月 北朝鮮住民54万5000人を対象に、栄養支援をした(画像提供:wowkorea)
世界食糧計画(WFP)は、去る7月 北朝鮮住民54万5000人を対象に、栄養支援をした(画像提供:wowkorea)
国連傘下の世界食糧計画(WFP)は、去る7月 北朝鮮住民54万5000人を対象に、栄養支援をしたと、米国政府が運営する国営放送であるボイス・オブ・アメリカ(VOA)が今日(30日)報道した。

この日VOAは、去る29日WFPが発刊した「WFP新型コロナウイルス感染症 国際対応報告書 9月号」を引用して「妊婦と授乳をしている女性、託児所と小児病棟などの幼児たちに対する栄養支援が続いている」とし「去る7月 北朝鮮住民54万5000人に支援した」と伝えた。

この報告書は、新型コロナの影響により、北朝鮮の幼稚園と学校が閉鎖され続けていることが、支援において核心的な制限の要因となっていると伝えている。

WFPは、北朝鮮の児童の飲食摂取の85%が公共機関を通じてなされているが、学校と幼稚園の長期間の閉鎖により、子供たちの栄養状態にどんな影響が及ぼされているか、把握できないでいると指摘した。

またWFPは「夏の洪水と台風が、北朝鮮の主要な作物に及ぼした影響をモニタリングしている」と伝えた。

一方 WFPは、北朝鮮における新型コロナへの対応を助けるために、10月から来年3月まで2890万ドルが必要だが、このうち540万ドルが足りないと付け加えた。

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