文在寅 韓国大統領の国政遂行評価(2020年9月4週目の週間集計)(画像提供:wowkorea)
文在寅 韓国大統領の国政遂行評価(2020年9月4週目の週間集計)(画像提供:wowkorea)
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領の国政支持率の「肯定と否定の差」が前週より開いたことで、「北朝鮮による韓国公務員銃撃事件」が影響を与えているものとみられる。

韓国世論調査機関“リアルメーター”が去る21日から25日まで、韓国内 満18歳以上の男女2511人を対象に実施した9月4週目の週間集計の結果を、今日(28日)発表した。これによると、文大統領の国政遂行支持率は先週より1.7%下落の44.7%となった。

「国政遂行がよくなされていない」という否定評価は、先週より1.4%上昇の51.5%となり、「よくわからない・無回答」は3.8%と調査された。肯定と否定の差は6.8%となった。

否定評価は、「チュ・ミエ(秋美愛)法相による(息子の兵役特別待遇騒動に関する)発言」、「文大統領の国連基調演説」、「公務員銃殺事件」などが、影響を与えたものとみられる。

理念性向別では、革新層75.8%、中道層41.5%、保守層18.8%が「国政遂行がよくなされている(肯定)」と回答した。一方 「よくなされていない(否定)」では、中道層(55.1%)と保守層(79.8%)がより多い割合の回答をしている。

地域別での肯定評価は、クァンジュ(光州)・チョルラド(全羅道)が67.1%、プサン(釜山)・ウルサン(蔚山)・キョンサンナムド(慶尚南道)が45.1%、ソウルは45.0%、キョンギド(京畿道)・インチョン(仁川)は43.4%、カンウォンド(江原道)は41.6%、テジョン(大田)・セジョン(世宗)・チュンチョンド(忠清道)は41.1%、チェジュ(済州)33.8%、テグ(大邱)・キョンサンプクト(慶尚北道)は31.2%であった。

年齢別での肯定評価は、40代が53.5%、30代49.5%、50代45.1%、18歳から29歳は42.2%、60代37.5%、70代以上が37.0%の順であった。

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