市民が望むソウル市長の理想型は?…国民の力がモデル製作に乗り出す=韓国(画像提供:wowkorea)
市民が望むソウル市長の理想型は?…国民の力がモデル製作に乗り出す=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国野党「国民の力」が来年4月のソウル市長補欠選挙に出馬する「適合型人材」を発掘するため、仮想モデル製作に乗り出す。

 27日、ヨイド(汝矣島)研究院によると、野党「国民の力」は、人気テレビ番組「ミスタートロット」方式の予備選挙方式導入に先立ち、ソウル市民が望むソウル市長像を探すための仮想モデルの製作に乗り出す計画だ。

 仮想モデルの製作は、チュソク(秋夕、中秋節)の連休が終わった後、汝矣島研究院の自主的世論調査方式などを通じて決定されるものと見られる。ソウル市長仮想候補は、特定人物ではなく、ソウル市民の希望に合う候補のロールモデルを作るということだ。例えば、候補の理念性向や経済活性化対策の方向、清廉度などを具体化させる。

 汝矣島研究院のこのような決定は、従来の自薦・他薦で選ばれるソウル市長候補群だけでは予備選挙のムードが低下する可能性があるだけに、最大限ソウル市民の要求事項を満足させるためのものだ。ただし、今回の仮想モデルの製作が誰かを排除するという意味ではないというのが、汝矣島研究院側の説明だ。

 野党「国民の力」としては、来年のソウル市長補欠選挙は必ず勝たなければならない選挙だ。与党「共に民主党」に奪われたソウル市長奪還を通じて、全国政党の跳躍、再来年の大統領選挙まで巡航を続けるためだ。

 特に、故パク・ウォンスン(朴元淳)前ソウル市長のセクハラ疑惑が浮上したため、選挙局面が野党に有利になる可能性がある。国民の力の内部でも、今回のソウル市長補欠選挙で敗れると、再来年の大統領選挙まで否定的な影響を及ぼすものと見ている。

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