じんましんに皮膚細菌感染…インフルエンザ予防接種後の被害補償、この3年間に10件=韓国(画像提供:wowkorea)
じんましんに皮膚細菌感染…インフルエンザ予防接種後の被害補償、この3年間に10件=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国でこの3年間、インフルエンザの予防接種後に副作用が発生し、被害を補償された事例が計10件あると調査の結果分かった。 被害補償を受けた事例は予防接種後、じんましんなどが発生したケースだ。

26日、疾病管理庁(以下、疾病庁)が配布した‘国家インフルエンザ予防接種事業の一時中断に関するメディアへの質疑・答弁’資料によると、最近3年間、インフルエンザ予防接種後に副作用が発生した10件に対し、被害補償が行われた。

被害補償が行われた10件は、予防接種後、じんましんと軟組織炎(蜂窩織炎)、急性全身発疹性膿疱症などが発生した。

じんましんは、蚊に刺されたように急に皮膚が膨らみ、かゆみが発生する症状だ。蜂窩織炎とも呼ばれる軟組織炎は、皮膚に現れる急性細菌感染症の1つだ。細菌が侵犯した皮膚部位に熱感、むくみ、痛みが発生するのが特徴だ。

急性全身発疹性膿疱症は、薬物服用とウイルス感染などにより、全身に紅斑性発疹とともに膿の水疱ができる症状が現れる。

一方、この期間に被害補償が棄却された事例は計31件だ。 代表的な事例は、顔面麻痺や肺炎、脂肪腫などになった投薬者が被害補償を要求したが、他の原因として発生する可能性が高いと判断された。

また、予防接種との関連性が低かったり、長時間が経った後、このような症状が現れたりしたことを理由に、専門委員会で被害補償案件が却下された。

疾病庁は「予防接種と因果性が認められる場合、診療費および看病費(1日あたり5万ウォン(約4495円)、定額)、障害一時補償金、死亡時死亡一時補償金および葬祭費30万ウォン(約26972円)を定額支援する」と説明した。

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