韓国統一省は「現在 北朝鮮側と連絡する手段がない状態だ」と伝えた(画像提供:wowkorea)
韓国統一省は「現在 北朝鮮側と連絡する手段がない状態だ」と伝えた(画像提供:wowkorea)
韓国統一部(省)は今日(24日)、韓国北西部の海上 ヨンピョンド(延坪島)付近で行方不明となった公務員が北朝鮮側による銃撃で死亡し、火葬されたことについて「統一部では この件に関して、北朝鮮側と連絡する手段がない状態だ」と伝えた。

統一部の当局者はこの日「北朝鮮側から、この件に関して連絡はあったのか」という質問に「北朝鮮側から連絡がきていない」と答え、先のように語った。

北朝鮮は去る6月、南北通信連絡線を全て遮断し、ケソン(開城)南北共同連絡事務所を爆破したことで、統一部は現在 連絡する手段がない状況である。

また 当局者は「北朝鮮側の銃撃により亡くなった行方不明者の遺骸などの処理の手続きはどのようになっているのか」という記者からの質問に対して「この件とは別途に、業務処理の手続き上においてお話する」ことを前提として「(北朝鮮側から)民間人の遺体の送還などの場合は、統一部がパンムンジョム(板門店)を通して引き受けている」と語った。

この日 統一部は、去る21日に延坪島近くの海上で行方不明となった漁業指導公務員が自ら“北朝鮮行き”を試みたのち、北朝鮮側の銃撃により死亡したものと判断されると伝えた。

また 北朝鮮側がこの公務員の陳述を聞いたのち、上部の指示により海上で銃撃し、その場で火葬したものと推定されると伝えた。

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