安倍晋三前首相は、菅義偉政権で「外交特使」を引き受け、今後 北朝鮮・ロシアなどとの交渉に乗り出す意志があることを明らかにした。

今日(18日)読売新聞によると、安倍前首相は去る15日と17日など2回にわたっての読売新聞とのインタビューで「菅政権を支えるのが私の仕事だ。要請があれば、色々助けたい」と語った。

読売新聞は、安倍前首相のこのような発言について「(自身の在任期間で)ドナルド・トランプ米国大統領・ウラジミール・プーチン ロシア大統領など各国の指導者たちと築いてきた親密な関係を生かし、菅政権に協力するという意志を明らかにした」と説明した。

安倍前首相は、今後の政治活動の計画に対する質問にも、当分の間 菅政権を支援することに専念するという考えを伝えた。

菅首相は、自民党総裁選当時「競争相手に比べて外交分野の経験が足りない」という指摘を受けてきた。また今月12日の日本記者クラブ主催の総裁候補者討論会で菅首相は「外交問題は(安倍前首相と)相談しながら進めていく」と答えている。

加えて 今回の組閣において、安倍政権から務めてきた茂木敏充外相を留任させ、安倍前首相の弟である岸信夫氏を防衛相に据えたことで「菅政権の外交・安保政策が、“安倍色”に引き続き染まるしかない」という指摘が出ている。

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