新型コロナウイルスの検査を行う専用診療所(資料写真)=(聯合ニュース)
新型コロナウイルスの検査を行う専用診療所(資料写真)=(聯合ニュース)
◇コロナ新規感染113人 2週連続100人台 韓国の中央防疫対策本部は16日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から113人増え、計2万2504人になったと発表した。1日当たりの新規感染者数は3日から14日連続で100人台を維持している。市中感染は105人、海外からの入国者の感染は8人だった。死者は前日から変わらず計367人、重症以上の患者数は2人増えて160人となった。8月中旬からの急激な感染拡大は落ち着いたものの、各地で中小規模の集団感染が相次いでいる上、感染経路が不明の患者の割合も25%に上り、依然として感染拡大の懸念は消えていない。◇息子巡る疑惑浮上の法相 辞任に賛成49%・反対45% 世論調査会社リアルメーターが発表した世論調査結果によると、息子が兵役中に特別扱いを受けたなどの疑惑が持ち上がっている秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官の進退について、49.0%は「権力型不正のため辞任すべきだ」、45.8%は「辞任する必要がない」と答えた。秋氏が代表を務めた与党「共に民主党」の支持者は12.0%が秋氏の辞任を求め、83.1%は辞任は不要と回答した。一方、最大野党「国民の力」の支持者は89.5%が秋氏の辞任を求め、辞任不要との回答は8.5%にとどまった。◇菅内閣発足 与党代表「日本の国運上昇・韓日関係改善望む」 与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナギョン)代表は最高委員会議で、菅義偉内閣の発足について、「菅首相と日本の国民にお祝いを伝えたい」として、「新しい内閣の発足を機に日本の国運が上昇し、韓日関係が改善することを望む」と述べた。李氏は首相を務めていた昨年10月に訪日した際、官房長官だった菅氏と非公開で面会したことに触れ、「韓日関係の改善のため努力することで一致した」とし、「適切な時期にお会いしたい」と表明した。◇統一相が板門店訪問 「北は南北合意順守の意志ある」 李仁栄(イ・イニョン)統一部長官は北朝鮮との軍事境界線がある板門店を訪れ、南北首脳が署名してから19日で丸2年になる「平壌共同宣言」について、「北側もそれなりに合意を順守しようとする意志がある」と述べた。李氏が就任後、板門店を訪れるのは初めて。李氏は「2017年、朝鮮半島で戦争が取り沙汰された一触即発の状況に比べると、今は軍事的な緊張が緩和し、国民が平和を体感できる状況となった」として、「南北首脳の歴史的な決断と合意は高く評価されるべきだ」と表明。「軍事的な対立を防ぐ装置として平壌共同宣言と南北軍事合意が重要な機能を果たした」と述べた。◇与党が尹美香氏の党職停止 慰安婦団体の寄付金流用で起訴 与党「共に民主党」は16日、旧日本軍の慰安婦被害者支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」の前理事長で同党所属の尹美香(ユン・ミヒャン)国会議員が寄付金を不正に流用した罪などで在宅起訴されたことを受け、尹氏の党職と党員権を停止した。党の報道官は「恐縮しており、党として重く受け止めている」とした上で、政府に対し、市民団体の国家補助金使用について透明性を高める対策を講じるよう求めた。
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