政府は現在、社会的距離の確保の段階を三つに分け、感染者数の推移や感染拡大傾向などを反映してさらなる防疫措置を行う方法で弾力的に運用しているが、一部では現在よりも段階を細分化すべきだとの指摘が出ている。
尹氏は「今後、踏み込んだ議論が必要だ」としながら、「疫学調査などの防疫能力と重症者の病床数、死亡率など医療システムの余力を勘案した段階別の基準や内容調整などを重点的に検討する予定だ」と説明した。
首都圏の新型コロナの状況については、急激な感染拡大傾向は落ち着いたものの、依然として拡大の懸念が残っているとして注意を呼び掛けた。
また、首都圏での社会的距離の確保のレベルが最高の第3段階に近い「2.5段階」から第2段階に引き下げられたことに関し、これまでの努力を止めてもよいという意味ではないと述べた上で、「新たな課題が与えられたと理解してほしい」として国民の協力を求めた。
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