13日の韓国ソウル市内のカフェの様子。「ソーシャルディスタンスを守ろう」という看板が出されている(画像提供:wowkorea)
13日の韓国ソウル市内のカフェの様子。「ソーシャルディスタンスを守ろう」という看板が出されている(画像提供:wowkorea)
韓国政府は今月27日まで、首都圏への防疫レベルを「2段階」に緩和して施行する。新型コロナウイルス感染症の危険は依然としてあるが、長期間の高い防疫レベルの施行による、零細自営業者と庶民の社会・経済的な犠牲を考慮してのレベル調整をしたということである。

今月27日までの「2段階」が終われば、28日からの秋夕(旧盆)と開天節の連休期間、新型コロナの危険を踏まえて全国の防疫管理を再び強化する計画である。韓国政府は9月28日から10月11日までの2週間を、特別防疫期間と設定することにした。

今日(14日)韓国中央災難安全対策本部によると、新たに調整された首都圏の防疫レベル2段階の措置は、既存の2段階措置を維持しながらも、コーヒー専門店・ベーカリー・食堂・インターネットカフェなどの「営業正常化」を図り、病院・療養院などの危険度の高い施設に対して防疫を行なうモデルである。

これは、新型コロナの拡散と抑制が繰り返されることにより高い防疫レベルが続く場合、防疫守則に対する市民の意識が低下する可能性があるため、防疫戦略を今一度 整えたものとみられる。

中央災難安全対策本部のユン・テホ防疫総括班長は「秋夕期間の状況をきちんと管理することが何よりも重要だ」とし「それ以前の防疫レベルより、少し強化された措置を適用する予定だ」と語った。

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