今年すでに607回の揺れ…気象庁「断層研究が終われば地震予測の正確度も高まる」=韓国(画像提供:wowkorea)
今年すでに607回の揺れ…気象庁「断層研究が終われば地震予測の正確度も高まる」=韓国(画像提供:wowkorea)
今年に入り今月10日まで、すでに607回発生した。マグニチュード2.0以上だけで46回だ。日常にまで迫ってきた「地震」はもう隣国日本だけの災難ではなく、韓国にも現実として次第に近づいてきている。

気象庁は10日、今年上半期に発生した地震を分析する一方、核実験やミサイル発射による「人口地震」疑惑を招いた北朝鮮内の地震などについて説明した。

今年の地震は昨年同期間に発生した770回(2.0以上が61回)、昨年末まで全体で1045回(
2.0以上が88回)をやや下回る。

しかし最近、チョルラナムド(全羅南道)ヘナム(海南)一体に地震が集中しており、原因となる断層活動が数回観測された。

韓国の地震観測と研究は気象庁の地震火山局が総括している。地震が多く発生し予測がある程度可能な水準になったが、正確な時点と場所の予測はまだ難しい。

気象庁は、朝鮮半島に対する断層調査が終われば地震の予測もかなり正確にできるものとみている。

気象庁のウ・ナムチョル地震分析官は、「(この調査が)終わり、朝鮮半島にどんな断層が存在し、過去からこの断層がどの程度の地震エネルギーを持っているのか分析することになれば、予測を完璧にすることはできないが、少なくともある程度以上は可能だと示すことはできるだろう」と述べた。

気象庁は全国に地震観測所264か所を設置している。韓国電力と原子力安全技術院も安全のため気象庁と情報を共有し数か所の地震観測所を設置しており、これらの観測所をすべて合わせると全国には合計314か所の観測所がある。

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