グテーレス国連事務総長は、北朝鮮が新型コロナ防疫のために厳格な措置を履行していることに関して「食糧難が深刻化している」と指摘した(画像提供:wowkorea)
グテーレス国連事務総長は、北朝鮮が新型コロナ防疫のために厳格な措置を履行していることに関して「食糧難が深刻化している」と指摘した(画像提供:wowkorea)
アントニオ・グテーレス国連事務総長は、北朝鮮が新型コロナウイルス感染症の拡散を防ぐために、住民たちの移動を制限し国境を封鎖するなど、厳格な措置を履行していることに関して「食糧難が深刻化している」と指摘した。

今日(5日)米国政府が運営する国営放送であるボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、グテーレス事務総長は今月中旬に開かれる国連総会を前に提出した報告書で、先のように伝えた。

グテーレス事務総長は「北朝鮮当局による国境封鎖などの対応のため、作物の栽培などの物資移動が塞がり、人と貨物も長期間隔離されている」と指摘した。

また 昨年6月には常駐している国連関係者の数がいつもの25%にもならず、ピョンヤン(平壌)に対する国際機構などの訪問も不許可となっているため、北朝鮮内の人道的活動にも影響を与えていると診断した。

この報告書には、北朝鮮住民の基本的人権の制限とともに、恣意的逮捕と拘禁など、北朝鮮内で行なわれている「持続的な人権侵害」についても指摘されている。

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