治療薬とワクチンの候補の特定に319億ウォン、非臨床試験に74億ウォンをそれぞれ投じる。続いて有効性と安全性を検証するため、治療薬候補の臨床試験に627億ウォン、ワクチン候補の臨床試験に687億ウォンを充てる。
治療薬とワクチン開発を支援する一方で、感染症研究インフラの構築や疾病管理本部に所属する国立感染症研究所の装備拡充、ウイルス基礎研究所の新設など、感染症対応の基礎研究の強化に2000億ウォンを投資する計画だ。
政府は来年度の研究開発(R&D)の全体予算を27兆2000億ウォンと、今年の24兆2000億ウォンから12.3%増額した。増加率は2020年度(18.0%)に続き2桁となる。
中でも、▼感染症▼韓国版ニューディール▼素材・部品・装備(装置や設備)▼バイオヘルスと未来の自動車、システムLSI(大規模集積回路)の「BIG3」▼基礎・基幹研究▼人材養成――の重点6分野に、前年度比20.1%増の13兆2000億ウォンを振り向ける。
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