北は無反応・コロナで秋夕の離散家族再会は難しいもよう(画像提供:wowkorea)
北は無反応・コロナで秋夕の離散家族再会は難しいもよう(画像提供:wowkorea)
韓国のイ・イニョン統一部長官が言及した秋夕(中秋節)の離散家族再会は実現が難しいものとみられる。

2日統一部によると、統一部は現在の時点で秋夕の離散家族の面会または画像面会のために具体的に進めている事業はないという。

面会を行うには南北間の合意が成立した後、離散家族の名簿をやりとりし、生存確認などのさまざまな手続きが必要で、準備期間に2~3か月を要する。しかしまだ統一部で進められている準備はなく、秋夕の再会は難しいと思われる。今年の秋夕は10月1日だ。

しかし、統一部は離散家族の再会を推進する意思は重ねて強調している。

イ長官は同日午後にソウルの大韓赤十字社を訪問し、シン・ヒヨン大韓赤十字社会長に会う。大韓赤十字社は南北離散家族の再会行事の実務を執っている機関だ。

彼の意思とは異なり離散家族の再会を現状況で難しくしているのは、梗塞した南北関係にある。再会のための具体的な協議が必要だが、現在北側からの反応はない状況だ。

さらに、新型コロナウイルスの拡散も一つの環境的要因だ。北朝鮮は今年1月末から新型コロナウイルス防疫のため国境をすべて閉鎖し、外部からの人力・物資の流入に神経をとがらせている。このような状況で直接対面しなければならない離散家族の再会は北側に負担となるからだ。

このような状況を考慮し、統一部は画像面会を含め安全で実効的な方式の再会を進める計画とみられている。

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