サラン第一教会の感染者1035人に55億ウォンの求償権を請求=韓国国民健康保険公団(画像提供:wowkorea)
サラン第一教会の感染者1035人に55億ウォンの求償権を請求=韓国国民健康保険公団(画像提供:wowkorea)
韓国の国民健康保険公団(キム・ヨンイク理事長)は、ソウル市ソンブク(城北)区のサラン第一教会(チョン・グァンフン牧師)関連の新型コロナウイルス感染者1035人に、55億ウォン(約5億円)規模の求償権を請求すると、31日明らかにした。

国民健康保険公団は、求償権請求のため、訴訟専門チームを構成して、防疫当局と地方自治体の協力を得て、法律違反の事実関係を確認している。続けて、事例別の法律の検討、損害額の算定、不当利得金の返還または求償金の請求を行う予定だ。

現在、防疫指針違反および防疫妨害などによる集団感染で告発されたソウル市サラン第一教会関連の感染者は計1035人である。これら1035人の診療費の予想総額は65億ウォン(約5億8000万円)であり、そのうち国民健康保険公団が負担した診療費は55億ウォン(約5億円)にのぼる。

この金額は、1月から7月までの新型コロナウイルス感染者の平均診療費632万5000ウォン(国民健康保険公団の負担金534万ウォン)を基準に算出した金額だ。

国民健康保険公団は「感染症の予防および管理に関する法律」に違反して、新型コロナウイルスに感染し、健康保険で診療を受けたり、他人に感染させて診療を受けることになった場合、その団体と個人に対して、国民健康保険法に基づいて公団が負担した診療費について、不当利得金の返還または求償金を請求する計画だ。
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