共に民主党のユーチューブチャンネルを通じて演説する李氏(同党提供)=29日、ソウル(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
共に民主党のユーチューブチャンネルを通じて演説する李氏(同党提供)=29日、ソウル(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国与党「共に民主党」は29日の党大会で、新しい党代表に前首相の李洛淵(イ・ナギョン)国会議員(67)を選出した。李氏は60.77%を得票し、金富謙(キム・ブギョム)前行政安全部長官(21.37%)、朴柱民(パク・ジュミン)最高委員(17.85%)を制した。 得票率は代議員(45%)と権利党員(40%)の投票、国民(10%)と一般党員(5%)の世論調査結果を合算した。  李氏は代表選出後の演説で、「国家的な危機の中で皆さんが与えてくれた任務は明白だ」として、「コロナ戦争に勝利する」と強調。「この戦争に勝利できなければ日常の平和を取り戻すことは難しい」とし、「この戦争に効率的、体系的に対応するため、現在の(党内組織の)国難克服委員会を拡大・再編し、その委員長を私が務める」と述べた。 また、自身に与えられた「5大命令」として、新型コロナウイルスの危機克服、国民生活支援、ポストコロナへの準備、統合の政治、革新の加速化を挙げ、文在寅(ムン・ジェイン)政権の成功と2022年の次期大統領選での勝利に向けた土台を構築すると表明した。 党大会は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、オンライン中継で行われた。
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