国会予算決算特別委員会で質疑に応答する李貞玉長官=25日、ソウル(聯合ニュース)
国会予算決算特別委員会で質疑に応答する李貞玉長官=25日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の李貞玉(イ・ジョンオク)女性家族部長官は25日、国会予算決算特別委員会で、旧日本軍の慰安婦被害者に対する支援について、「十分ではないが、尊厳を持って生を終えられるよう政府と地方自治体が支援している」と説明した。 不正会計疑惑などで検察の捜査を受けている慰安婦被害者支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」に対する補助金の支給については、正義連は女性家族部が推進する各被害者を個別に支援する事業を実施する機関であり、2019年に事業の実施機関として応募したのは正義連だけだったと明らかにした。  また「個別の支援事業は多くの被害者の治療や看護の費用支援に関することだが、これはほとんどが当事者に直接実施される」と説明した。  被害者への支援について、李長官は「被害者が亡くなる時まで、(被害者が)望む方式で支援できるようシステムを変える必要がある」と述べた。
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