新規感染者数は首都圏を中心とした集団感染が本格化した今月14日から11日連続で100人を超えており、同期間で計2895人と3000人に迫る。
新たに感染が確認された266人のうち市中感染が258人で、残り8人は海外からの入国者だった。
市中感染者を地域別に見ると、ソウル市が97人、京畿道が84人、仁川市が20人と、首都圏が201人を占めた。ほかに、大田市と忠清北道で各10人、忠清南道と全羅南道で各7人、江原道と慶尚北道で各6人、全羅北道で4人、釜山市で3人、光州市、蔚山市、世宗市、慶尚南道で各1人の感染が確認された。
ソウル市城北区にある「サラン第一教会」などで起きた集団感染に関連した感染者が増え続けている中、首都圏以外でも新たな集団感染の事例が確認されている。
対策本部によると、サラン第一教会に関連する感染者は23日正午現在、計841人に上る。職場や宗教施設、医療機関などを介して感染が広がっている。
また、光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)の15日にソウル中心部で開かれた大規模集会に関係した感染者は計136人に増えた。
京畿道竜仁市の教会、ソウル市江南区の投資会社、京畿道坡州市のコーヒーチェーン店などでの集団感染に関係した感染者も増え続けている。
このほか、大田市のバドミントン同好会、入浴施設、全羅南道のフードコート、大邱市の葬儀場、仁川市の高齢者施設、教会など、各地・各所で感染例が相次いでいる。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認された8人のうち、4人は空港や港湾での検疫で判明した。残りの4人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
新型コロナによる死者は前日と変わらず、計309人。
中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
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