夏用「メッシュ素材マスク」、コロナ予防に効果は確認されない=韓国(提供:news1)
夏用「メッシュ素材マスク」、コロナ予防に効果は確認されない=韓国(提供:news1)
新型コロナが長期化するにつれ、街には様々なマスクを着用した市民の姿が目につくが、顔が丸見えのメッシュ素材のマスクが登場した。 見た目にも穴があいているように見えるマスクが、果たしてウイルスを遮断するのに役立つだろうか。

製品の説明欄にはナノ素材を使って通気性が良く、異物と有害物質を防げると書いてある。 洗って使えば何回も使え、値段は1枚あたりおよそ1万ウォン(約870円)だ。猛暑に耐え切れず、このマスクを購入した人もいる。

しかし、このようなマスクがコロナ予防に役立つかどうかは疑問だ。このマスクは医薬部外品ではなく、一般の「工業製品」で、飛沫遮断の効果は証明されなかった。

最近、テグ(大邱)では、市教育庁が学生たちに配布したナノフィルターマスクから有害物質であるジメチルホルムアミド(DMF)が検出され論議が起こり、大邱市教育庁は、配られたマスクをすべて廃棄すると明らかにした。

このマスクを製造した会社では、DMFの検出値が微量なので問題にならないという主張だが、大邱市はマスクと関連してDMFの許容基準は決まっておらず、危険性を考慮して廃棄を決定した。

首都圏一帯ではコロナの大規模集団発病事例が数回発生し、専門家は室内や人が多く集まる所では医薬部外品許可を受けた保健用マスクを着用することを勧めている。

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