懇談会で発言する文大統領。左は廉枢機卿=20日、ソウル(聯合ニュース)
懇談会で発言する文大統領。左は廉枢機卿=20日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は20日、廉洙政(ヨム・スジョン)枢機卿をはじめとするカトリック教会の指導者と青瓦台(大統領府)で開いた懇談会で、新型コロナウイルスの感染拡大に関し、「防疫の責任者として非常に厳しく受け止めている」と述べた。

 文大統領は、防疫は来週までが正念場だが、今週が特に重要だとの認識を示し、感染拡大を抑えるため模範になってほしいとカトリック教会側に求めた。

 ソウルの「サラン第一教会」をはじめとする一部教会を中心に新型コロナ感染が広がっていることを踏まえ、宗教界の積極的な協力を要請した形だ。

 中央防疫対策本部によると、20日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から288人増えた。1日当たりの新規感染者は14日から連続で100人を超えており、20日までの7日間で計1576人に上る。


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