ロイター通信によると、葛西健WHO西太平洋地域事務局長は今日(18日)、オンラインの会見で「感染症の内容が変わってきている。20・30・40代が拡散の勢いを主導している」と語った。
葛西局長は「多くの人々は、自分の感染の事実を知らずにいる。このような状況は老人・長期療養中である患者たち・人口密集地域と貧困地域に住んでいる人々など、脆弱な階層への感染の危険度を高めている」と憂慮した。
数か月間 地域感染者が発生しなかったベトナムやニュージーランドで最近 再流行の様相をみせていることについて「我々が観察しているのは、単純に“再流行”ではない。アジア・太平洋地域が新たな流行の局面に入ったという“シグナル”とみている」と語った。
突然変異によるウイルスの毒性がより強くなっているという憂慮については「多くの変種が発生していると把握している。しかし今回のウイルスは比較的安定しているとみている」と一蹴した。
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