15日、韓国ソウルで大規模な“文在寅大統領への反対集会”を主導したチョン・グァンフン牧師(提供:news1)
15日、韓国ソウルで大規模な“文在寅大統領への反対集会”を主導したチョン・グァンフン牧師(提供:news1)
韓国与党“共に民主党”は、去る15日の光復節(植民地支配からの解放日)にソウルで大規模な“ムン・ジェイン(文在寅)大統領への反対集会”を主導したチョン・グァンフン牧師に対して、16日 強い批判の声をあげた。

与党の報道官はこの日の午後に論評を通じて「強力な公権力を行使しなければならない」とし「核心的な責任者たちを即刻逮捕・拘束し、サラン第一教会などの関連施設を閉鎖し、“新天地事態”と同じように信徒のリスト把握と追跡、検査に速やかに着手すべきだ」と伝えた。

チョン牧師は大規模集会での発言により公職選挙法違反の容疑で拘束されていたが、集会・デモに参加しないという条件で釈放されていた。

与党報道官は「保守団体による不法集会に対する野党“未来統合党”の無対応は、無言の支持であるとしか思えない」と皮肉った。

与党が“チョン牧師の保釈を取り消し、緊急逮捕と拘束”を主張するのには、チョン牧師が反政権運動家という点の以外にも、国民の健康を脅かす不法的性格を露骨に表しているためであるとみられる。

この日 最も積極的に汎保守勢力であるチョン牧師を鋭く批判した与党の人物たちは、今月末の全党大会に出馬する党代表・最高委員の候補者たちである。

このような与党の強い批判は、新型コロナウイルス感染症が再び拡散する場合、“K防疫の成功”により獲得していた国政支持の世論が崩れてしまうかもしれないという“危機感”も反映されたものだとみられている。

一方、チョン牧師は17日、当局が実施した新型コロナウイルス感染確認のPCR検査で「陽性」が出たと明かした。
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