新型コロナウイルス検査のための専門診療所が設置されたソウル市内の保健所(資料写真)=(聯合ニュース)
新型コロナウイルス検査のための専門診療所が設置されたソウル市内の保健所(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の首都圏で新型コロナウイルスの感染者が増加しており、大流行の懸念が高まっている。 ソウル市は14日、新型コロナウイルスの感染者が同日午前0時から午後6時までの18時間で新たに58人確認されたと発表した。1日の新規感染者数としては3月10日に記録した46人を超え、過去最多を更新した。 京畿道の状況も悪化の一途をたどっている。京畿道によると、14日午前0時から午後5時までに確認された新規感染者が62人となり、同道の1日の新規感染者数としては過去最多となった。 中央防疫対策本部はこの日の定例会見で、15日からの3連休が過ぎれば首都圏で大規模な集団感染が発生する可能性があるとし、警戒を呼び掛けた。 鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長は「ソウル市、京畿道で感染者数が1日で2倍に増加するほど拡大が早く、感染経路が分からない割合も13%を超えた」とし、「4月末以降で最大規模の感染者が発生しただけに、週末にどのような努力をするかが重要だ」と強調した。
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