文在寅 韓国大統領は昨年1月、亡くなった元慰安婦の弔問に訪れた(提供:news1)
文在寅 韓国大統領は昨年1月、亡くなった元慰安婦の弔問に訪れた(提供:news1)
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は今日(14日)、“慰安婦の日”を迎え「“慰安婦問題解決のための運動”の過程と結果、検証の全過程において開放性と透明性をもって多様な市民が共に参加できることを望む」とし「残酷な痛みを人生の知恵でもって昇華された元慰安婦のお言葉を胸深く刻む」と語った。

文大統領の今回のこの発言は、ユン・ミヒャン(尹美香)議員による元慰安婦支援団体“日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)”の活動を取り巻く不正疑惑問題に関して去る6日「今回の問題は市民団体の活動方式や形態について振り返ってみるきっかけとなった」と語っていたことにつづいて2回目の発言となった。

文大統領はこの日の午前、チュンチョンナムド(忠清南道)のチョナン(天安)で開かれた“慰安婦の日”の記念式に送ったビデオメッセージを通じて「元慰安婦の方々はすでに、慰安婦問題解決のための新たな方向を提示しておられる」と語った。

また「29年前、元慰安婦のキム・ハクスン(金学順)氏が被害事実を初めて証言した日だ」とし「元慰安婦たちの勇気ある証言により、この慰安婦問題は国連人権調査官の報告書として採択され、国際人権法廷を経て戦争犯罪として規定された」と語った。

つづけて「国際社会でも“人類普遍の女性人権運動”であり“世界的な平和運動”として認識されている」と評価した。

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