ソウル市、解放記念日の大規模集会予告に「中止しなければ”集会禁止”命令など、あらゆる手段講じる」

韓国・ソウル市は新型コロナウイルス感染防止のため、ことしの光復節（解放記念日）集会を容認しないとの立場を12日、発表した。

　パク・ユミ ソウル市災難（災害）安全対策本部防疫統制官はこの日、市庁でブリーフィングを開き「来る15日に複数の団体が中心部をはじめとするソウル市内で、多数の参加者が集まる大規模な集会の開催を予定している」とした上で、「昨日、該当団体らに『集会取りやめ』を公式的に要請した」と明かした。

　同件について、パク統制官は「大規模な人の波が密集して集まる集会の特性上、新型コロナウイルス感染拡大の危険が予想される」とし、「予定された集会を取りやめない場合、ソウル市は『集会禁止』命令など、あらゆる手段を講じて集会による新型コロナウイルス感染拡大の脅威を遮断する」と強調した。