政府ソウル庁舎で集中豪雨緊急点検閣議を行う文大統領(中央)=11日、ソウル(聯合ニュース)
政府ソウル庁舎で集中豪雨緊急点検閣議を行う文大統領(中央)=11日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は11日、大雨により各地で大きな被害が出たことを受けて集中豪雨緊急点検閣議を開き、全国の地方自治体の被害状況を確認した。各自治体のトップらはオンラインで参加した。 韓国では8月に入って全国で激しい雨が続き、これまでに42人が死亡・行方不明となり、7500人以上が被災するなど甚大な被害を受けた。 自治体のトップらは復旧に向けた「特別災難(災害)地域」の指定や財政支援を求めた。河川の堤防が決壊し、集落が冠水するなどの被害を受けた南西部・全羅南道の金瑛ロク(キム・ヨンロク)知事は「新型コロナウイルスで道民に(災害支援金などを)支援したため、地方の財政が厳しい」として支援を要請。南東部・慶尚南道の金慶洙(キム・ギョンス)知事は同道の被災地域に対する特別災難地域の指定を急ぐよう促した。
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