マスクを着用し、互いに座席の間隔を空けてプロ野球の試合を観戦する観客(資料写真)=(聯合ニュース)
マスクを着用し、互いに座席の間隔を空けてプロ野球の試合を観戦する観客(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国プロ野球の試合の観客数が11日から球場の収容人数の25%に拡大される。

 韓国政府は先月、新型コロナウイルスの影響で無観客試合が行われていたプロスポーツについて、競技場の収容人数の10%以内で観客の入場を認める方針を発表した。

 5月5日の開幕から無観客試合を続けたプロ野球は先月26日から観客の入場を再開した。

 政府は今月7日、全般的に防疫管理が安定的に行われ、競技場での新型コロナ感染拡大が発生していないことを受け、11日から観客数を競技場の収容人数の30%まで拡大すると発表した。

 ただ、プロ野球とプロサッカーは、新型コロナ感染拡大防止のための「球場内での社会的距離の確保」が確実に定着するまでは観客数を収容可能人数の25%に制限する方針を決めた。

 防疫当局は、観客に対しマスク着用、観客席の左右前後の間隔維持、観客席での飲食行為と声を出しての応援の禁止などを必ず守るよう呼び掛けている。


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