韓国革新勢力の理論家、文大統領を”狙撃”=「この国の偽善の主は”タマネギ男”の他、別にいる」(画像提供:news1)
韓国革新勢力の理論家、文大統領を”狙撃”=「この国の偽善の主は”タマネギ男”の他、別にいる」(画像提供:news1)
韓国で政権を取っている革新系の勢力。その代表的な理論家であり代表的な論客チン・ジュングォン(陳重権)元トンヤン(東洋)大学教授が8日、ムン・ジェイン(文在寅)大統領を”狙撃”した。文大統領宛てに「この国の偽善の主は(”タマネギ男”)チョ・グクの他、別にいるのかもしれない」とメッセージを送ったこと。

 チン元教授は同日、自身のフェイスブックに文大統領がユン・ソギョル(尹錫悦)検察総長任命式で「生きている権力の顔色をうかがうな」と発言していた時の記事へのリンクを載せ、「動画をもう一度見ろ。少し鳥肌が立つ」と皮肉った。

 チン元教授は前日、チョ・グク氏の退任後、文大統領が任命したチュ・ミエ(秋美愛)法務部長官が断行した二度目の検察定期人事について「秋美愛師団が検察を完全に掌握して、大韓民国検察は直ちに、足りない実力を忠誠心で埋める機会主義者たちの組織に変わってしまった」とし「‘君も検事か’との声を聞くほどの者たちが検察の要職を占めたが、これが文在寅検察改革の実体」とした。

 チン元教授は「尹総長を任命した時の文在寅の言葉を聞いてみろ。素直にあの言葉を信じた人たちは全員虐殺を受けた」とし「世の中には顔色ひとつ変えず、嘘をつく能力を持った人たちがいるようだ。もしかするとチョ・グク事態は偶然に起こったのではないかもしれない」と指摘した。

 さらに検察に対しては「権力の不正にメスを入れる人たちがいなくなったことで安心し、腐ってしまうだろう」とし「すでに腐敗した人たちは両足を伸ばして寝ている」と述べた。

 チン・ジュングォン(陳重権)元教授は「韓国の東大」と言われるソウル大学出身で、ドイツに留学しソビエト社会主義理論を研究した革新系の学者・理論家・論客である。ドイツ留学の時、日本人女性と出会い結婚した。

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