「ピッコマ」のロゴ(カカオ提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
「ピッコマ」のロゴ(カカオ提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国インターネットサービス大手のカカオは10日、漫画配信アプリ「ピッコマ」が日本で7月の月間売り上げ1位を達成したと発表した。 カカオジャパン(東京都港区)によると、ピッコマはアプリ配信ストアの「グーグルプレイ」と「アップストア」で、7月の日本の売り上げランキング(ゲームアプリを除く)首位となった。両ストアの世界の売り上げランキング(同)では12位だった。 カカオは、2016年4月にスタートし、日本の電子漫画業界では後発のサービスだったピッコマがゲームアプリを除くランキングで1位となったのは初めてだと説明している。 ピッコマは今年4~6月期の取引額が前年に比べ2.5倍に増加した。2019年10~12月期から今年4~6月期まで、3四半期連続で営業黒字を計上している。 カカオは、ピッコマが韓国型ウェブトゥーンで日本の漫画ファンを魅了したと分析する。ウェブトゥーンは主にスマートフォンで読むことを想定した縦スクロールの漫画で、7月時点でピッコマの掲載作品約3万点のうちウェブトゥーンの作品数は1.3%にすぎなかったが、取引額に占める割合は35~40%に上った。 カカオジャパンの金在龍(キム・ジェヨン)社長は「日本の漫画市場全体を考えると、これからが本格的な成長の始まりだとみている。(韓国の漫画アプリの)カカオページとともにウェブトゥーンの競争力を一段と高め、世界の漫画市場の成長をけん引したい」と意欲を示している。
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