新型コロナウイルスの専用診療所(資料写真)=(聯合ニュース)
新型コロナウイルスの専用診療所(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は9日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から36人増え、計1万4598人になったと発表した。 1日当たりの感染者数は今月に入り、20~40人台で推移している。7日は20人にとどまったが、翌8日は43人に増加し、この日も30人台。特に市中感染者が大きく増加しており、9日は36人中、30人が市中感染だった。今月に入り1桁の日もあった市中感染は首都圏の京畿道高陽市の教会に関連する感染が相次いだこともあり、前日に続き30人を記録した。 この日の新規感染者を地域別にみると、ソウル市が11人、京畿道が14人、仁川市が1人と首都圏が26人を占めた。ほかに光州市が2人、忠清北道と忠清南道が1人ずつ。 海外からの入国者の感染確認は6人で、6月25日(5人)以来となる1桁。前日まで44日連続で2桁だった。空港や港湾での検疫で感染が判明したのは1人だけで、残り5人は入国後の自主隔離中に陽性が明らかになった。国籍別では韓国人が1人、外国人が5人だった。インドからの入国者が4人で最も多く、フィリピン、メキシコからがそれぞれ1人ずつだった。 新型コロナウイルス感染症による死者は前日より1人増え、計305人となった。 中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
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