先月31日、ソウル・蚕室球場で行われた試合で距離を空けて座る観客=(聯合ニュース)
先月31日、ソウル・蚕室球場で行われた試合で距離を空けて座る観客=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国文化体育観光部がプロスポーツの試合の観客数を収容人数の30%まで拡大すると発表したが、韓国野球委員会(KBO)とプロ野球10球団は基準をより厳格にすることを決めた。KBOの関係者が8日までに伝えた。  新型コロナウイルス感染拡大防止のための「球場内での社会的距離の確保」が定着するには時間が必要だとの判断からだ。KBOの関係者は「当分の間、収容人数の25%前後のみ入場を認める計画だ」とし、「ファンと球団の努力で新型コロナの防疫指針をよく守っているが、『球場での距離の確保』は球団とファンが慣れなければならない新しい文化だ。球場内の秩序が安定し、距離の確保が定着するまでは観客席に余裕を持たせる」と説明した。 韓国プロ野球は5月5日に開幕したが、新型コロナの感染拡大防止のため無観客試合を行ってきた。 政府は7月26日から、球場の収容人数の10%以内で観客の入場を許可。今月4日に南西部・光州のKIAチャンピオンズフィールドが観客席を開放したことで、10球団が本拠地とする九つの球場全てに観客が戻った。
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