会見する金剛立氏=7日、ソウル(聯合ニュース)
会見する金剛立氏=7日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の中央災難(災害)安全対策本部の金剛立(キム・ガンリプ)第1総括調整官(保健福祉部次官)は7日の定例会見で、中国湖北省を対象にした入国制限とビザ(査証)関連の措置を今月10日から解除する予定だと発表した。 湖北省武漢市で新型コロナウイルス感染が発生し、中国全域に広がったことを受け、韓国政府は2月4日から、直前2週間以内に湖北省滞在歴のある全ての外国人と同省発行の旅券所持者の入国を禁止している。同時に、湖北省を管轄する在武漢韓国総領事館で発行したビザの効力を一時停止し、同総領事館でのビザ発行業務も中断した。 金氏はこうした措置を解除する理由について、「中国における新型コロナ感染の管理状況が好転し、最近は湖北省で感染者が発生していないこと、今月5日から中国政府が韓国国民に対するビザ発行を再開したことなどを考慮した」と説明している。
Copyright 2020YONHAPNEWS. All rights reserved. 40