大韓航空の貨物機(資料写真)=(聯合ニュース)
大韓航空の貨物機(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国航空最大手の大韓航空が6日発表した4~6月期決算によると、営業利益は1485億ウォン(約130億円)で、前年同期(1015億ウォンの赤字)から黒字転換した。新型コロナウイルスの影響で乗客が急減し、各国の航空会社が減便を強いられる中、貨物部門が業績をけん引した。 4~6月期の売上高は1兆6909億ウォンで前年同期比44%減少したが、貨物部門の売上高は倍増の1兆2259億ウォンを記録した。当期純利益も1624億ウォンで黒字転換した。 臨時貨物便や防疫物資の輸送などで収益性を高めたほか、旅客機を貨物機として活用して貨物便の供給を増やした。また、人件費などの営業コストを前年の半分程度まで引き下げた。 一方、旅客輸送実績は前年同期比92.2%減少した。 大韓航空によると、これまでに4~6月期の業績を発表した世界の主要航空会社のうち、黒字を計上したのは同社が唯一という。
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