LINEリンクの利用構造(提供:news1)
LINEリンクの利用構造(提供:news1)
Naverの子会社LINEの仮想通貨『リンク』が日本で正式取引を開始した。リンクが日本で取引されるのは今回が初めてだ。

 LINEのブロックチェーン子会社であるLVC株式会社は自社の仮想通貨取引サイト「BITMAX」にリンクを上場したことを6日、明らかにした。この日、午前11時35分に円貨マーケットに上場したリンクは1個当たり3085円で出発したが、午後3時基準で26%下落した2275円で取引されている。

 リンクはLINEが開発したブロックチェーンである“リンクチェーン”を基盤に発行される仮想通貨だ。発行はシンガポール法人のラインテクプラスが任されている。この仮想通貨はラインのブロックチェーンアプリケーション(Dapp)内の決済手段として使われる。

 ラインは変化するIT史上と金融市場に足並みをそろえるため、2018年からブロックチェーン・仮想通貨事業を展開してきた。同社は2018年8月にシンガポールの仮想通貨取引サイト「BITBOX」をオープンし、同年10月にはこのサイトを通してリンクを取引(売買)することが出来るようにした。

 同社が注力しようとしていた史上はラインが“国民メッセンジャー”の役割を果たしている日本だった。しかし、日本の金融当局が仮想通貨取引のための認可を出さず、1年以上足踏み状態だった。

 LVC株式会社は昨年9月、仮想通貨取引事業の認可を受けて「ビットマックス」をオープンし、本格的に日本内で仮想通貨事業を展開してきた。

 当時、LINE側は「日本は現金のない社会に変化しており、フィンテックサービスによってユーザーのお金に関する考えが変化した」とし、「仮想通貨産業がユーザーのニーズを満たし、次世代技術パラダイムを提供していく」と話した。

 実際に同社はビットマックスをラインメッセンジャーアプリに登載して初心者でも簡単に仮想通貨を取引することが出来るようにした。ビットマックスをオープンし、同社の関係者は「LINEは全世界の人口が経済活動をしやすくするように固有の金融サービスを開発・提供するために努力する」と強調した。

 ラインテクプラスのイ・ヒウ代表はフェイスブックを通して上場について伝え、「ラインの仮想通貨“リンク”の日本上場を契機にブロックチェーンの大衆化のために引き続き全力を尽くしていく」と抱負を語った。
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